健康診断を受けた際、結果が異常だったり、何らかの疾患が疑われたりして再検査を指示されることがあります。

下記以外の検査については、クリニックまで直接お問い合わせください。

婦人科検診異常

●子宮がん検診で再検査、精密検査

・「ASC US」

子宮頸がんの原因となるHPVウイルス(ハイリスクHPV)の有無を調べます。ハイリスクHPVが存在した場合、組織を検査する精密検査を行います。

・「LSIL」「HSIL」

子宮頸がんの前癌状態である子宮頚部異形成が疑われるため、組織を検査する精密検査を行います。精密検査は、予約不要です。検査の条件が整っている場合は当日精密検査も可能です。

*子宮頸部組織検査(精密検査)が受診当日実施できる条件
・月経中ではない
検査の後出血するので、
・当日飲酒の予定がない
・検査後数日間、温泉やプールに入る予定がない
・性行為の予定がない

●子宮頚管ポリープ

小さいものは当日切除することが出来ますが、大きいものは止血操作が必要なため日程を調整した後の処置になります。

●子宮内膜ポリープ

当院で検査を行うことは可能ですが、切除は別の施設をご紹介いたします。

●子宮筋腫

エコー検査を実施し、必要に応じて治療の相談をいたします。

●卵巣腫瘍等の腫瘍

エコー検査を実施し、必要に応じてMRI検査を追加し今後の方針を相談します。手術が必要な場合、別の施設にご紹介いたします。

●カンジダ腟炎等の炎症

健診結果内容に応じて治療を行います。

尿所見の異常

当院は、「泌尿器科」ではなく「女性泌尿器科」の診療を行っています。
「女性泌尿器科」では、頻尿や尿失禁等の排尿機能や、膣から子宮や膀胱が落ちる骨盤臓器脱、膀胱炎等の尿路感染をおもに診断治療を行います。

●血尿・たんぱく尿

腎臓疾患や尿路の悪性腫瘍を考えなくてはいけない「血尿」「たんぱく尿」は、当院での再検査は可能ですが、再度異常が出た場合、他の医療機関にご紹介することになります。

一緒に婦人科関連のご相談や、排尿症状などのご相談がない場合、「内科」「泌尿器科」での精密検査をおすすめします。

●白血球、膀胱炎(尿路感染)

当院で再検査を行い、必要時治療を行います。