受診から手術決定まで
1.ご来院前の確認
・市販の妊娠検査薬でチェックしましょう(病院で用いる検査薬と精度は同じです)
・「月経が通常より遅れている」と思いましたら、妊娠検査薬でチェックしましょう
・妊娠状態の判断のためにも、陽性の場合はお早めにご来院ください
2.診察
診察は予約制ではありませんので、受付時間内にご来院ください。お話を伺い、超音波検査を行います。週数、手術歴、既往症など確認し、当院で手術が可能かの判断をいたします。当院でお受けできるのは妊娠12週未満の初期中絶のみとなります。
手術可能かの判断には既往症、合併症によるリスクを基準としております。
手術できない例につきましては以下が挙げられます。
・コントロール不良の内科疾患
喘息発作中・バセドウ病・重度の心疾患
・重度のアレルギー疾患
アナフィラキシーを起こしたばかり
・子宮手術後の影響が残っている
帝王切開の既往があり、切開創がうすい場合 ・帝王切開の既往があり、着床部位が近い場合
3.術前検査
採血・PCR検査にて、淋菌・クラミジア・血液型・梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎の検査を行います。他院での検査結果をお持ちの方は診察時に医師にお見せください。検査結果の代用については医師の判断となります。必要に応じて当院での検査をお願いする場合がございます。
4.手術日程の調整
検査・診察結果と手術希望日から手術日を調整します。(当院の中絶手術は平日のみのご案内となります)
また、手術同意書をお渡しいたしますので、必要事項をご記入の上、当日までにご用意ください。
未成年の方…保護者のサインが必要です。(経済的に独立している方や保護者と連絡が取れない場合などはご相談ください)
成人の方…パートナーのサインが必要です。(パートナーが分からない、連絡が取れない、同意が得られない時、または、暴行若しくは脅迫によって又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したものなど、母体保護法に示される状態であれば本人の同意のみで手術可能ですので、診察時にご状況をご相談ください)